迷子。

やりたいことはいっぱいある。
しかし、頭に同時発生したとしても、
それらを書き出すときに順番が生まれるように、
やる順番、やれる順番がある。


優先順位。と、
言葉で言うと、実に簡潔で、定義すら存在しそうにもみえる。
勿論、万人向けの定義など存在しないし、
実際、存在したところであまり関係はない。
やりたいことをやるためにやりたいこと、をやるために…
そんな連なりや、
やりたいことの容量、
壁の高さに、
たまに迷子になりかける。


いせ ひでこ作
「絵描き」
の中に、こんな言葉がある。


描きすぎて わからなくなることがある。
だいすきな うたを うたうときのように 描ければいいんだけどなあ。
音を きくように、色を きこう、自由に たのしんで。


絵本の一説を引用するのは、非常に乱暴ではあるけれども、
描ければいいんだけどなあ。と、思う。
だから、
描いていこう。と、思う。


迷子になりかける。とは、言ったものの、
ほんとは迷子なんてないと思っていたりする。