知らぬが仏?

穏やかな天気は人を穏やかにする。
人と話したり、ボールなんか蹴ったりして
光、音、気温、におい、空気感の力はすごいもんだ。
なにかやれたのか、なにか実ったのかはよくわからないが、
それなりに良い日だったように思える。



だが、こんなことも知った。
被害者の損害賠償に時効があるということを
法や刑罰についてなにか言える程知りはしないが、
時効と言うものは一体なにをもたらすのだろうか
被害者になにがあったのかを聞いただけでこころが痛む。
遺族の比ではない、ちっぽけなものだろうが
こんな現実の痛みを知らぬほうがよいとも思わない。
色んなことのほんの一端ではあるけれども



穏やかな気分も一瞬で染まってしまう
けど、きっと逆もあるだろう。
暗くなることなんて簡単だ。
この世の不幸を背負った気になっても、
そう良いことなどないだろう。
なら、
いっそこの世の幸福を背負った気になって、
そんな空気を振りまきたいもんだ。