理由の居所。
こんなことを言った人がいる。
感覚は欺かない。判断が欺くのだ。
と、非常にしっくりくる響きだ。
感覚というのは、とんでもない情報量を処理した結果だと思う。
あまりに色んなことを考慮しているばっかりに、
説明出来なかったり、しなかったりなのだろう。
そんな風に考える僕は、
何がどう好きと言われるより、なんか好き。
と、言われるようなものをつくっていきたいと考える。
説明出来ないってのは、けっこう好きだ。
しかし、これだと、いかにも感覚というものは素晴らしく、
間違いのないものだと言っているようだが、そうではない。
全ては判断によっている。それ故しっくりくるのだ。
例えどんなにかき乱されようとも、
その事実と向き合えば出来るだろう。
自分を欺かない判断が。
常に決定者なのだから。